
からすみ(らでんばこ)唐墨(螺鈿箱)
karasumi(radembako)
作家名 | 不詳 |
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Artist | unknown |
生没年 | 不詳 |
制作年 | 制作年不詳 |
サイズ(Dimensions) | − |
分類(Category) | 画材/道具 |
形状・技法・材料 | 墨 |
解説 | 昭和17年五月 東条英機首相がはじめて大観に会ったのはまだ航空総監時代に大観が愛国桟献納を志し、東条総監に面会を乞い、なにか助言を求めた時のことであった。昭和15年春、個人献納桟として実を結んだ。次第に名墨が乏しくなる悩みのあることを伝え聞き首相は、墨を贈ろうと考え、省内きっての書人陸軍経理局長栗橋中将に相談、さらに支那に明るい谷荻陸軍報道部長に依頼、報道部長より南京にある影佐少将に伝えられ、少将より汪主席と時の参謀総長揚上将に相談したところ、汪主席が中国でもまれなこの珍品を贈ることになり、中支旅行の王子製紙重役岡部長三長に託して東条首相に届けられ大観に昭和15年5月贈呈されたものである(朝日新聞 昭和18年3月15日付より) |
Explanation | - |
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