
つきよのうへえ月夜之卯兵衛
tsukiyonohee
作家名 | 与謝蕪村 |
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Artist | yosa buson |
生没年 | 1716〜1784 |
制作年 | 制作年不詳 |
サイズ(Dimensions) | (内寸)27.0×55.0cm |
分類(Category) | 日本画 |
形状・技法・材料 | 掛軸 / 紙 |
解説 | 本文は兔が餅をついている画に賛した自画賛による。本文:出羽の国よりみちのくのかたへ通りけるに、山中にて日くれければ、かろうじて九十九袋といへる村にたどりつきてやどりもとめぬ。よすがらことこととものの音のひびく音ありければあやしくて立出で見るに、古寺の広庭に、老いたるをのこの麦を舂くにて有りけり。子もそこら徘徊しけるに月孤峯のいたたきをてらし、風千竿の竹を吹きて、郎夜のけしきいふばかりなし。此をのこ昼の暑さをいとひて、かくいとなむなめりと。やがて立ちよりて、名は何といふぞと問えば宇兵衛と答ふ。 涼しさに麦を月夜の卯兵衛哉 |
Explanation | - |
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