
みとなりあき ふじん しょ水戸斉昭夫人吉子 書「心あらば」
mitonariaki fujin sho
作家名 | 水戸斉昭夫人吉子 |
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Artist | mito yoshiko |
生没年 | 不詳 |
制作年 | 制作年不詳 |
サイズ(Dimensions) | (外寸)166.0×49.0cm (内寸)20.5×23.5cm |
分類(Category) | 書 |
形状・技法・材料 | 色紙 / 紙 |
解説 | 斉昭夫人(登美宮)吉子(1803~1894)有栖川宮織人親王の第五女、天保二年、斉昭と結婚し十五代将軍慶喜を生んだ。側室が九人あったなかで有能な賢夫人として知られた。貞芽院、のちに文明夫人と言われた吉子は和歌をよくし家集「好文詠藻」がある。お家流の能書家でお手本書きもよく頼まれ画もよくし刺繍や押し絵の手細工も玄人なみ、音楽が好きで琴、鼓、笛を得意とした。尚当時の水戸家では元旦だけは夫人を皇族の地位に返して藩主以下臣下の礼をとったという。維新後は隅田川べりの徳川家小梅邸で自由な生活を楽しみ長寿の生活を送った。本文は「心阿らハ我言との葉を思ふ儘 ひたにつたへよ庭の松か勢」 |
Explanation | - |
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